11月の園長のおたより ひなぎく幼稚園

東京都西東京市のひなぎく幼稚園のホームページです。

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夕涼み会

各学年から秋の遠足の報告が届きましたので、今回は趣向をかえてここにご紹介します。

<年少組>…年少組は大好きなお家の人と一緒に遠足です。ひなぎく幼稚園の印の体操服を「お兄さん、お姉さんの服!」と、嬉しそうに着て、集合場所へやって来ました。まずはクラス行動で、さる・りす・ぞうを見学。大きな遊具でちょろちょろ遊ぶ小さなおさるさんに興味津々で子ども達は♪アイアイを歌いながらながめ、お母さん達も「おさるさんの幼稚園みたいね」とほっこり。りすの部屋では、りす達がかわいい姿でお食事中。最後に見た63才のぞうのはなこさんも色々なおもてなしをしてくれました。長い鼻を使って大きい丸太をえいっと投げて遊んでいたり、人参をどっさりつかんで上手に食べたり、木にぶら下がっている鐘を綱を使ってみごとにコローンと鳴らしてくれたのです。
クラスで回った後はお家の人とゆっくり自由に見学です。親子で楽しみながら回れるように、スタンプラリーならぬ、シールラリーをしました。きつね、ふくろう、やぎを見つけると、近くにいる先生にシールがもらえるというもの。フェネックときつねを間違えてしまったり、みみずくとふくろうがわからなかったり…。また近くにいるはずの先生がおらず、動物さがしから先生さがしになったりとちょっとした事件もありましたが、とても和やかな雰囲気で年少の遠足は終えることが出来ました。
遠足後、各保育室では色々な耳やしっぽをつけた子ども達であふれていたのは言うまでもありません。(年少組担任記)

<年中組>・・・小雨が降る中での遠足スタートとなりましたが、動物見学に夢中になっている間に止み、最後まで楽しむことが出来ました。遠足前、各クラスで様々な動物紹介の絵本を楽しんだこともあり、一つ一つの動物をよーく見ていました。まずは入口にいるインコに声を揃えて「おはようございます」の大合唱。それからは「赤ちゃんがいる!」「おとうさん、おかあさんはどれかな?」「しまうまのしっぽも本当にしましまだ!」と好奇心全開で友達や教師との会話もはずみました。初めて見る珍しい動物から親しみのある動物まで興味津々。
 おなかをすかせた分、おいしくお弁当と楽しみにしていたおやつを頂きました。バスに乗るまでの帰り道、どんぐりやえごの実が落ちている所を通ると「えごの実のじゅうたんだー」「どんぐりぼうしかぶってるのみつけた!」と目を輝かせながら、袋に集める子ども達!うれしいお土産になりました。この度はたくさん歩く遠足でしたが、最後まで自分の荷物に責任を持ち、友達とと一緒に楽しむことのできる子ども達に成長を感じたうれしい遠足でした。(年中組担任記)

<年長組>・・・雨模様の一日でしたが、雨粒なんか気にしないで夢中で掘る子ども達。初めはしゃもじやシャベルで掘っていき、「コン!」とおいもにあたると「あっ!」と目を輝かせ、今度はおいもを傷つけないように、手で優しく掘っていきます。膝をつき、両手でひじあたりまで土に埋もれながら無我夢中で掘り続けました。今年のおいもは大きくて大豊作!しっかり掘って両手を使わないと、引き抜けない位の立派なおいもがたくさん収穫できました。
 たくさん掘っておなかがぺこぺこ。もりもりお弁当を食べ、午後は森の中を散策。土の上に敷きつめられたたくさんのえごの実に、今度は木の実の収穫タイム。幸いなことに、しばらくの間、ひなぎくの子ども達だけで森の中を散策することができ、心地よい秋風の中、のんびりとえごの実、どんぐり、栗などを見つけて過ごしました。土の中に育つ「命」に触れて感動し、収穫の喜びを体と心でみんなで味わい、秋の実りに感謝した一日でした。(主任記)

 「保育は子どもも教師も楽しくなければ!」がひなぎく幼稚園のモットー。
この報告の中からも、その空気を感じ取って頂ければ幸いです。11月には幼稚園のお誕生日を迎え、そして保育はクリスマスへと向かっていきます。子ども達が保育の中で年度はじめにお渡ししてある、幼稚園教育要領に示されたいろいろな「楽しさ」を味わうことができるように教師一同、心を砕いて参ります。後述の参観の折などのお願いも含め、よろしくご協力下さい。