2月の園長のおたより ひなぎく幼稚園

東京都西東京市のひなぎく幼稚園のホームページです。

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夕涼み会

 年度末の保育参観が終わりました。今回も各担任は、クラスの子ども達一人一人のことを考え、どんな遊びや活動を楽しんだのか、何に興味や関心があるか、そして今、何ができるようになったことが喜びなのかを念頭に置いてプランを練りました。クラスによって内容が違っても、子ども達が嬉しそうに、やる気満々だったのはこのためです。
一年間のしめくくりにはこのような子どもたちの表情を見て頂くのが一番だと考えています。お寄せいただいたたくさんの感想の中から、一部をご紹介しましょう。

<年少組>

  • 【さんびきのやぎのがらがらどん】の大きいやぎをやると決め楽しそうに、又、特に恥ずかしがることもなく楽しく行動している姿を見て嬉しく思いました。「年少時のこの時期にしかできないことがある。」ということになるほどと思いました。
  • 誰かに(先生に)言われて何かの役をするのではなく、自然とお話の中に引き込まれていき、その物語の役になりきる。ひなぎくの保育のいいところだと思います。
  • 風船や動物になって体を動かす様子を見て、楽しむわが子の顔を嬉しく思いつつも、大人として「風船になるって?!はあ?!」と正直思うところもあったのですが、現実と非現実を自由に行ったり来たりできるのが、限られた期間だけの楽しさや感動であり、それが感受性を育むことでもあるのだなと気付きました。
  • 今の世の中は映像が溢れていて、与えられた画面の中で楽しむことは多いけれど、自分の頭の中で空想し想像して広がっていく経験はどんなに宝になるでしょうか。

<年中組>

  • 普通の「お遊戯会」とは違う・・。私はとてもその意味に賛同します。
  • 私はひなぎく幼稚園の「想像(創造)」の時間が大好きです。みんな、なりきるのが上手ですね。我が子の石けんを食べものと間違えて食べるという場面が一番なりきっていて最高でした。すっごい顔をしていたのです。みんな仲が良くて楽しそうでした。
  • 「今しかできないこと」というのがよくわかる、初めから決められたセリフなどではない、その場での1人1人の個性で成り立つお話を楽しむ事のできるよい時間でした。

<年長組>

  • ひなぎくの参観日を見ていつも感じるのは、我が子を含めてどのお友達も、させられているのではなく自分達が主体になって活動していることです。心から本気で取り組んでいて、すごくいきいきと楽しんでいるのが伝わり、見ている側も元気になりました。
  • 卒業を間近に、まだまだひなぎく幼稚園での生活から得るものはたくさんあると思います。正直、母としてはもっともっと長く、自由でクリエイティブ時間を息子に!と思ってしまいます。
  • (我が子を含めて)みんなが、本当にいよいよひなぎくを巣立っていくのだなと、もうその時期にふさわしく、たくましく成長したのだなと思えた、心に残る参観となりました。

ところで、私達大人にも、皆、成長したところがあるはず!成長させて下さった神様に感謝し、希望の春を迎えましょう!

(臼井 記)