12月の園長のおたより ひなぎく幼稚園

東京都西東京市のひなぎく幼稚園のホームページです。

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夕涼み会

12月17日(金曜日)、今日は朝早くからチキンを揚げるいいにおいがキッチンから漂ってきています。
前日からひなぎくの給食スタッフは幹事さん達の応援もいただいてグラタンや野菜の下ごしらえで大忙し。
お菓子クラブのお母さん達が生地を作ってくださったクッキーもサンタさんの形においしそうに焼き上がり、準備万端、子どもたちの手元に届くのを今か今かと待っているようです。加えて、幹事さん達が「子ども達の顔を思い浮かべて楽しく作りました」とおっしゃっていたオーナメントも一人に一つずつ届きます。是非、おうちのツリーなどに毎年、飾ってくださいね。

さて、今年度、アドベントからの日々を子ども達がご家庭でも大切に、クリスマスのことをよく考えながら過ごしていたというお話を伺いましたので、ご紹介します。

年中組のAちゃんは、ベツレヘムの野原の仔馬がお気に入りでした。おうちでは何と、お返事も「おやすみなさい」も「ヒン!」「ヒヒヒヒヒヒン」と「馬語?」。「おかしくて、おかしくて」とほほ笑みながら、そのお母さんは「単なる役、とは違うみたいです」と話して下さいました。
年中組は、聖誕劇の中で「どうやってイエス様のところへ行ったらいいか」を考え、自分でなりたいものを選びました。その星や仔馬やふくろうになれば本当に2000年前の馬小屋に行ける、イエス様にお祝いを言いたい、というのが子ども達の気持です。
その願い=祈りがかなえられた礼拝であったと思います。

年長組からは「毎朝献金の時にお祈りをしていました。その純粋なお祈りをきいてから、お父さんは出勤していました」「毎日献金をし、お休みしているお友達のことを欠かさずお祈りしていました」という報告を伺いました。

目に見え、耳で聞き、味わい、五感で感じるクリスマスと、目には見えないけれど心で感じるクリスマス、その両方を、ひなぎくが子ども達にそしてご家庭に伝えることができたなら、それこそが私たちにとっての「クリスマスの恵み」です。

本当のクリスマスは12月24日の夜。ご家庭で、教会であたたかい一時がもたれますように。そして、今度お目にかかるのは2011年。健康に気をつけて、元気でよいお正月をお迎えください。

今日までのご協力に感謝して、今期最後のお便りといたします。 


(臼井 記)