*2012年度の保育が今日から始まりました。
年少組、年中組に入園の皆さま、おめでとうございます。そして、ひなぎく幼稚園にようこそ。心から歓迎いたします。今日から、お子様たちの良い成長のために力を合わせてまいりましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
入園を機会に、親子が離れて過ごす、いわゆる親子分離が始まりますが、これは決して泣かなかったら○、泣いたら×というものではありません。幼稚園は子どもが泣いていい場所です。そして、お母さんから離れる心配もありますが、新しい生活へ見通しの立たない不安も大きいのです。お家でできることは、頑張ってきた心と体をゆっくり休ませてあげること。叱咤激励や質問攻めはNGです。
また、年少組から年中組へ、進級の方もおめでとうございます。どの子どもも黄色い制服がよく似合うこと!クラスのメンバーも変わりました。この緊張感も子どもたちにとってはよい経験です。ここからが、新たなスタートです。新しいお友だちもでき、いっぱい遊び、時にはけんかもして、泣いて笑って一年間を思い切り楽しみましょう。
そして、新しい年長組さん。幼稚園の中で一番大きいお兄さん、お姉さんになりました。年長組には転入生もいます。お友だちがたくさんいるというのは、幼児にとって何にも勝る喜びです。年長組からはお友だちの色々な個性に気付き、尊重し合うことを学び、集団としての成長を遂げていく時代に入っていきます。
また、小さい人たちのお手本になって日常の小さなルール、(たとえばバスの乗り方etc)を伝え、一方で一年に一度の運動会のような大きな行事で、幼稚園全体を引っ張って行く役割を担います。
そこでも最も大事なのは毎日の保育。大切に積み重ねていきたいと思います。教職員室も新しいスタッフが加わり、フレッシュな空気に包まれています。お部屋を出たり入ったり、階段を駆けあがったり、印刷機を回したり、みんなで一丸となって新年度スタートの準備を整えてきました。
大忙しの最中にも、名簿作りの手が止まり「この子はどんな子かしら」「最初は泣くかなぁ」と教師たちも新しい生活が始まることに胸を膨らませています。
ひなぎく幼稚園は、キリスト教主義の幼稚園です。
♪ひとりひとりの名をよんであいしてくださるイエスさま♪
(こどもさんびか より)
このようなイエスさまをお手本に、一人一人の名前を大切に呼んできたひなぎくの保育を、今年度もしっかりと継承していく所存です。
あらためて、ひなぎく幼稚園の保育へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。